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しゃつです

pianotap

手軽に始める"ちょっといい"音楽生活 #2(音源編)

どうも、しゃつです。最近はアニメを見る時間がブログを書く時間に変わったので、時間を有効活用しているような無駄にしているような、複雑な気分です。

 

今日は音源(CDから取り込んだ音楽データ)についてのアドバイスです。#1で上げたように、音源のデータ量は音の解像度に強く影響します。皆さんはiTunesなどを使ってCDから音楽を取り込んでいると思いますが、さらに高音質を楽しめる取り込みの設定を紹介します。

 

 

1.音源の音質とは?

皆さんは音楽を取り込むときに、mp3という形式をよく使うと思います。mp3は音楽に使うデータ量を自由に調節でき、データ量が小さくなるように保存したときには、人間に聞こえにくい音を削ることでデータ量を減らしています。そのため、時間あたりのデータ量が小さいほど音の解像度が悪くなり(これを劣化という)、せっかくいいイヤホンを使ってもいい音質の音楽を聞くことができません。このように、音を変えてデータ量を減らした音源を劣化(不可逆圧縮)音源と言ったりします。劣化した音源はどのように変換してももとのCDの音質に戻すことができないため、不可逆(元に戻せない)な圧縮(データ量を減らすこと)と呼ばれます。

一方で、CDから音を全く変えずに保存する形式もあり、これは無劣化(可逆圧縮)音源と呼ばれます。この形式ではデータ量が非常に大きくなりますが、CDそのままの高い解像度の音楽を楽しめます。最近はパソコンの記憶容量がすごく大きくなったため、無劣化での取り込みを推奨します。

 

この記事では、無劣化音源の形式であるALACとmp3より高音質な劣化音源の形式AACを紹介します。

 

 

2.各保存形式の説明

上で述べた各保存形式について説明します。

 

・mp3(劣化音源)

世界で一番普及している保存形式です。音楽の再生に使うアプリや再生機器によって再生できる保存形式が違いますが、mp3は基本的にあらゆる再生機器で聞くことができます。しかし、データ量あたりの音質があまり良くありません。あまりおすすめしません。

 

AAC(劣化音源)

上のmp3の進化版であり、上位互換です。同じデータ量ならば、mp3よりAACの方が音質が良いとされています。

時間あたりのデータ量が多いほど高音質だと書きましたが、それを表す指標にbps(ビット毎秒)があります。ビットとはデータのことで、1秒あたりのデータ量を意味します。256kbps程度であれば、本当に集中して聞かないとCDと違いが分からないほどの音質になります。

AACも、ほぼ全てのアプリや再生機器で聴くことができます。

 

・ALAC(無劣化音源)

CDの音のデータを全く劣化させずに保存します。データ量はAACの7倍程度になります。

ALACはAppleが開発した形式のため、アプリや再生機器によっては対応していないものがありますiPhone, iPod, ウォークマン, XPERIAは対応しています。その他のAndroidスマートフォンでは、ALACに対応した音楽再生アプリを使うことでCDそのままの音質を楽しめます。僕はjetAudioというアプリを使っています。

play.google.com

 

また、使っているアプリがALACに対応していない場合は、パソコンでAACなどの他の形式に変換することができます。(この時音楽が劣化します。)しかし、逆にAACの音質を高めるためにALACにすることはできません。劣化音源にした時に捨てた音のデータは二度と帰ってこないため、ALACのような無劣化の保存を推奨しています

 また、この他に無劣化の保存方法としてFLACがあります。FLACはALACより多くの再生機器に対応し、ALACからFLACは劣化なし(CD音質のまま)で変換できます。

 

 

3.iTunesを使った取り込みの方法

 ここでは、iTunesを使ってCDをALAC(無劣化)で取り込む方法を紹介します。設定で簡単に変更できるので、とりあえずわからない方はALACにすることをおすすめします。

 

1)まず、上のバーから「編集」→「設定」を選びます。

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2)「一般」の「インポート設定」をクリックします。

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3)「インポート方法」で、「Apple Losslessエンコーダ」を選択し、OKを押します。

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これだけで、CDそのままの音質で音楽を取り込むことができます。

 

iTunesでCDを取り込むとジャケット画像がついていないことがよくありますが、「Broadway」というソフトで簡単にジャケットをつけることが出来ます。

www.voralent.com

 

 

 

4.Q&A

 音楽を楽しむ上で気をつけてほしいことをQ&A形式で紹介します。

 

Q1.128kbpsのmp3を256kbpsのAACに変換したら音質は上がるの?

A1.上がりません。むしろ落ちます。上述のとおり、劣化させたときに捨てた音源は二度と戻ってきません。また、それを変換するときにさらに劣化させることになるため、劣化した音源をそれ以上変換するのはやめましょう。無劣化の音源(ALAC)をAAC等に変換するのは、CDをAACで取り込むのと変わらないため問題ありません。

 

Q2.イコライザで低音を強くすると高音質になった気がするんだけど…

A2.高音質にはなっていません。人の耳はは低音が好きなため、低音と高音の強いドンシャリ系と呼ばれる音が好まれますが、真ん中の高さの音が聞こえなくなり、「聞こえにくい音もはっきり聞こえる」解像度の観点からあまり良くありません。また、低音は耳に大きな負担をかけます。イコライザは好みで調整できますが、過度の調整は禁物です。

 

Q3.サラウンドや音響効果で高音質になったような気がするんだけど…

A3.高音質にはなっていませんウォークマンや音楽再生アプリには、自分がステージにいるかのように聞こえる音響効果がつけられるものがあります。これらの多くはエコーであり、大きな音が響くため小さな音が聞こえにくくなり、解像度が低下します。YouTubeなどで「高音質・立体音質」と書かれているものの中にはこういった効果をつけただけの音源もありますが、逆に音質が低下していると考えてください。

また、もともとの音源はそのアーティストが調整を重ねて一番いいと思える音で入っているので、下手な効果をつけるよりそのままで聞くことをおすすめします

 

Q4.大音量で聞いたほうが聞こえにくい音も聞こえるんじゃない?

A4.さして変わりません。自分がちょうどいいと思う音量よりすこし小さめに聞くことをおすすめします。大事なのは音量よりその音に意識を向けることです。音量がやや小さめでも、音に集中すればかすかに聞こえてきます。

イヤホンで音楽を聞くことは難聴と隣り合わせだと思ってください。大音量で聞くほど、加速度的に耳が聞こえづらくなります。すこし小さめの音量が、音楽を楽しむのに最善なのです。

 電車内等雑音の多いところでは音量を上げてしまいがちですが、#1で述べたノイズキャンセリング等を有効活用しましょう。

 

Q5.音楽を聞くのはYouTubeで十分なんだけど…

A5.YouTubeで公式でない(無断アップロードの)音楽を聞くのはやめましょう著作権に照らして適切ではありません。また、YouTubeはあまり音質が良くないため、あまりお金をかけたくない場合はCDレンタルをおすすめします。最近では10枚1000円で借りることができ、非常に安くなりました。

 

 

 

 以上です。一般的なオーディオ関連のブログとは少し趣向を変えて書いてみました。参考になれば幸いです。

 

次回は、#3 スピーカー編です。家でゆっくり音楽を聞く時、スマホのスピーカーを使っていませんか!?コンポ等は面倒なので、手軽に使えるスピーカーを紹介します。

 

 

記事一覧:

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