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高専卒の進路について(やる気のない3-4年生向け)

 

※この記事はの想定する読者は、

高専3-4年生の、

②推薦で適当に進路を決めてしまいたい、やる気のない方

です。

 

 

1. 就職か、進学か

高専3-4年ともなると先生から進路についてああだこうだ言われることが多いと思います。

先生はまず間違いなく進学を勧めると思いますが、あなたもあなたの親も就職前提で高専に入学したのではないでしょうか。

一概にどちらがいいとは言えませんが、それぞれを目指す場合に今からでも準備が必要なことを書いておきます。

 

 

2. 進学

学校選び

進学を選んだ場合、最も(精神的にも)楽な選択肢は推薦だと思います。意識の高い人が書いた学力対策の記事は腐るほどあるので、やる気のない人が推薦を有効活用する方法を書いておきます。

まず、どこの学校を志望するか。

最近は編入を目指す学生が多くなり、推薦での編入試験も倍率2倍を超えることが珍しくありませんが、身の丈に合った学校を志望すれば思ったよりは受かります。逆に言えば、募集要件ギリギリだと面接本番での挽回は非常に難しい印象です。

ブラックボックスな部分が大きいですが、推薦はほとんど順位で決まるなんて声もあり、面接はちゃんと自分のしたいこと・やっていることが言えれば問題なさそうです。

学校のレベルによって推薦で来る人の順位は変わるため、自分が上位になれる学校を選ぶのが一番大事です。

 

 

ぶっちゃけどの学校に行けば満足できる?

という一般論は置いておいて、この記事を読むような人生舐めたお方に、進学のモデルコースを教えます。

 

①3,4年でトップ10→地元国立大

②3年でトップ5、4年でトップ3→上位国立or電農名維らへん

 

クラスの雰囲気によると思いますが、大抵の場合テストをそれなりに頑張れば順位を取るのはそこまで難しくありません。今のうちにちょこっと頑張っておけば、超面倒な受験勉強をしなくて良くなるかもしれません。

一般的な地方国立大は、情報学部or情報工学科みたいな名前で、(高専でやったような)計算機科学を広く浅くやると思います。ところが、たまに変なことに力を入れている学校があるのでよく確認してください。私が在籍する電気通信大学のメディア情報学プログラムでは、数学なんて全然やらずにCGや動画を作っています。

では、どうやって学校での学習内容を把握すればいいか?OBが一番です。OBがいれば、その人の在籍していた研究室の先生に頼めば連絡をとってくれると思います。いなければツイッターで適当に探してもいいでしょう。

学校選びはここまでで、あとは早めに準備しておいたほうがいいことを書いておきます。 

 

 

TOEICをやっておこう

推薦は基本的に楽勝ルートですが、楽観視は危険です。ちゃんと勉強もしましょう。

特にTOEICは一般受験で高確率で使うため、持っていて損はありません。でも推薦では使わないでしょ?と思うかもしれませんが、高得点は間違いなくアピールポイントになります。高専生は軒並み英語ができないため、たかだか数百の数字の違いが大きく印象を変えるでしょう。

 

 

数学や専門教科もやって損はない

学校によっては口頭試問があったり、面接のときに知識の必要な質問をされたりするらしいです。それなりにやっておくことをおすすめします。

特に!!!就職勢に流されないこと!!!!!!

彼らと置かれている状況は似ているかもしれませんが、こっちは推薦落ちたときのに詰むので。

 

 

面接練習はたくさんしよう

推薦入試は面接くらいしか本番で挽回できる場所がありません。非常に大事です。普段友達や先生には自分の意見をちゃんと表現できても、面接という場になると緊張して何も話せなくなることもあります。友達や先生と面接練習を重ねて、自分の考えていることを明確に言葉にできるようにしましょう。

特に、卒業研究についてはよく聞かれます。まだ卒業研究は始まっていないかもしれませんが、自分のやりたいことについてよく調べ、動機、研究から実用までのストーリーを自分の中で組み立てておきましょう。そこから進学先の研究につなげられると更に良いと思います。

また、面接での大きな落とし穴として、「院に進学したいか?」という質問があります。ここは、目を輝かせて大きくうなずきながら「はい!!!!!!ぜひ博士課程まで!!!!」と答えましょう。先生も喜んでくれるはずです(笑)

 

 

滑り止めはよく考えて

滑り止めの学力ですが、基本的に上を目指すのはコスパが良くないと思います。そうなると地元の国立か技科大、専攻科あたりが無難でしょう。編入試験はたくさん受けろとよく言われますが、自ずと絞れた3-4の大学を受けるのがちょうどいいのかなと思います。推薦で受けてるのに学力たくさん出すのは受験料の無駄。

ところで、豊橋技科大を受験するつもりならGAC一般も受験しておくことを強くおすすめします(近い場合のみ)。TOEIC 550あれば、面接だけの試験を受験することが出来ます。その上、落ちたら追加費用なしで学力に回るので、本命の前の面接練習にもぴったりです。僕は落ちましたが

 

 

困ったら先生に相談

高専の先生が学生大好きなのは知っていると思います。ちょっとでも困ること、悩み事があったら、信頼できる先生に相談するのが一番です。この時期は友達もみんな自分のことで精一杯なので、先生が自分の味方をしてくれるというのは精神的に心強いです。別に研究室や担任の先生でなくとも、一般教科の先生でも相手をしてくれると思います。何もかも決まってなくても大丈夫。積極的に話しに行きましょう。

 

 

後輩諸君に関しては、編入したい大学に合格した先輩がいるうちに話を聞くことをおすすめします。私たちはいつでも歓迎しています。

 

 

3. 就職

推薦貰えれば絶対受かると思ってませんか?甘い、甘いですよ。

まずは悲しい現実を。

就活、結構落ちます。

推薦での勝率は5-6割と言われていますが、特に成績中下位者はこの意味を勘違いしている。

この数字は、あなたがまぐれで受かる確率ではありません。企業の人事はポンコツではないので、あなたのことをちゃんと見ています。成績証明書も持っています。受かるべき人は受かります。その上での勝率5-6割ということを覚えておいてください。

受かるべき人になるのはセンスと継続的な努力が必要なので難しいでしょう。しかし、そういった人はごく一部です。あなたはその他大勢の中の上位にいれば受かります。そのための幾つかのアドバイスを記します。

 

 

就活のスケジュール

学校推薦を想定しています。

4年 7-9月 夏季インターン

4年 1月 冬季インターン

4年 1月 就職or進学の意思決定

4年 3月下旬 受験する会社を決定

5年 4月上旬-5月 1次募集

5年 4月下旬- 2次募集

 

 

インターンの前に入りたい会社を考えよう

インターンシップはたかが職業体験だと思われがちですが、正直かなり大事です。面接でアピールできる強みがなくても、インターンでの経験が大きなアピールポイントになります。人事との接点が持てることもあります。それらを差し引いても、会社を知ったことによるモチベーションの向上は強い武器になるでしょう。

とにかく、インターンは大事です。「インターンに行った会社に就職」という黄金律を達成するために、4年生には前期のうちに将来の進路について考えてほしいです。

多くの会社からインターンの募集が来ていますが、自分が興味のある職種の会社について、さながら就活のように調べてみましょう。まだまだ就活まで時間がありますが、今決めてしまう気持ちで選んでください。

もしも行きたい会社が分からなければ、とりあえず自分の学科に求人が来ている大企業のものに参加するといいと思います。就職か進学かで迷っていても、インターンは面白い経験になるので参加するのをおすすめします。暇だったら2ヶ所行くのも全然アリだと思います。

インターンに参加して、行きたいと思えば儲けもの、そう思わなくても会社選びの大きな参考になります。今のうちからちゃんと進路を考えて行動してください。

 

 

OB訪問がおすすめ

OB訪問というのは馴染みのない言葉ですが、大きな大学だとどの企業にも先輩がたくさんいるため、その人達に話を聞くことがあるようです。高専の卒業生は少ないため希望の会社にはいないかもしれませんが、ダメもとで先生に聞いてみるといいと思います。

残念ながら、就職した人の中には半年もたたずにうつ病になる人もいます。一般人には耐えられる環境でもオタクには無理なことなんて山ほどあります。先輩に聞きましょう。それが一番いい。

 

 

TOEICをやっておこう

就職を決めた人たちはとにかく勉強しない傾向にあります。確かに学校の勉強で就活に役立つものはほとんどないかもしれませんが、唯一(?)の例外はTOEICです。どの会社も価値を知っている資格として、TOEICである程度のスコアを獲得することには大きな意味があります。特に、高専生は英語が苦手なので、高得点は強みになるでしょう。400点台とかだと大学生と比べて恥ずかしいと思います。

英語は一朝一夕で身につくものではないので、早いうちからこつこつ勉強しましょう。あなたが思っているより価値のある勉強です。

 

 

2月には受ける企業を決めよう

担任からは、3月終わりまでに受ける企業を伝えろと言われるかもしれません。しかし、就職試験の準備にはあなたが思っているよりもはるかに長い時間がかかります。余裕を持って考えておき、3月はじめから就活対策できるようにしましょう。

 

 

筆記試験の対策に時間をかけよう

SPIや会社独自の試験など、会社によって受ける筆記試験は違いますが、たいていは中学校程度の数学英語、一般教養としての国語、時事問題(企業によっては専門教科の基礎)が出ます。

本屋に行くとずらっと対策本が並んでいるため対策は難しくありませんが、とにかく量が多いです。試験のように短期間の勉強では全く歯が立たないため、3月頭からこつこつ取り組むのをおすすめします。

特に、成績下位の人は専門もできなければ教養もないと見られて非常に悪い印象を持たれるでしょう。敵は思ったよりも教養に富んでいます。成績の悪いイメージを打ち消すためにも、必死に取り組む必要があります。

 

 

面接練習はたくさんしよう

会社によって試験の日時はばらばらですが、大企業ほど早い傾向があり、4月半ばに面接がある企業もあります。学科の先生に面接練習を頼むと思いますが、こういった企業の場合新学期が始まってから2週間程度しか時間がない場合があります。

先生方も多くの学生の面接練習をしなければならないため、春休みのうちに予約しておくのが良いでしょう。以下の練習を組み合わせると効果的だと思います。

研究室の先生(もしくは親身になってくれる先生)と2-3回面接することで、悪いところを直し、その改善結果をチェックできます。

●しつこく踏み込んで聞いてくる学生や、フレンドリーでない先生と面接することで、実践での緊張を防ぎ、筋の通った考え方を作ることができます。

●友達と自らの長所、アピールポイントについて話すのもいいかもしれません。あなたの気付いていないことにも、友達は気付いています。

先生に見てもらう前に、春休み中に友達で集まって面接で聞かれそうな質問を考えるのもいいと思います。学科には過去の先輩の面接記録が残されているため、早めに手に入れて有効活用しましょう。

 

 

落ちたときのことを考えよう

上述の通り推薦の勝率は5-6割ですが、落ちた時のことを考えてない人が多すぎる。早いうちに多くの会社(2桁あるといい)に目をつけて、簡単に下調べをしておきましょう。

そして、本命の面接が終わったらすぐ落ちた前提で動き出しましょう。目をつけていた企業のエントリー締め切りを確認し、間に合う企業をよく調べましょう。大企業を受ける場合、本命→中小企業→大企業の2次募集 の3回チャンスが作れることが多いです。

 

 

 4. さいごに

ごちゃごちゃと書きましたが、基本的に先生と話せばこれらの問題は解決します。受動的になっていても何も起こらないので、とにかく先生とコミュニケーションして自分の将来を考えるといいと思います。