しゃつです

pianotap

高専 → 推薦 地元駅弁が最強の進路である

どうも、しゃつです。

この記事は偏見 100% なのであまり真に受けないでください。

 

0.導入

近年では少子化が進み、昔よりは国公立大学に入りやすいと言われています。しかし、センター試験と2次試験を受けて入学する入試がほとんどであり、そのために高校のうち多くの時間を勉強に充てなければいけません。

また、都会のことは分かりませんが、私の住んでいる地方では地元国公立至上主義の親が非常に多く、金のかからず地元で名の通る大学に通うのが親孝行だと考えられています。地方ではそのような考え方の人も多いのではないでしょうか。

目指す学部についても、近年では理系の学部が重要視されています。何をやっているかよくわからない文系よりも、手に職の工学部が親に人気がある印象があります。就活においても、工学部は比較的決まりやすいと言われています。

この3つを考えると、普通に進学校から多くの同級生と戦って大学の合格を勝ち取る、あるいは工業高校から何らかの優遇措置で国公立大学に入るより、高専から推薦で地元の国公立大学に入るのが優れた選択肢だと考えられます。

 

1.高専とは

高専とは高校+短大の5年制の学校です。そのほとんどが工業に特化した国立の学校であり、高校1年生から専門的な科目があり、5年間で高校と大学の内容をすべて学べるとされています。しかし、当然時間が足りないため、多くの内容が省かれます。

●高校 理系科目 (一般的な学校の)6割程度
●高校 文系科目 3割程度
●大学 教養科目(理系) 8割程度
●大学 教養科目(文系) 1割程度
●大学 専門科目 8割程度

を学習します。理系科目については、進学校と違い難しい問題演習に時間をかけず、専門に結びつく内容を重点的に学習します。授業はおおよそ週 17 コマ程度と、非常に多いです。

また、5年間でゆとりをもって実験、制作実習や卒業研究を行うため、大学卒の学生に大きく劣らない専門知識/能力を備えること出来ます。

進路は大きく就職と進学があり、その比率は 6:4 程度です。就職では大企業や地元中小企業が高専に求人を出しており、推薦で企業を受けることが出来ます。基本的に NNT (無い内定)はあり得ません。

進学は編入学試験を受験するため、日程がかぶらない限りいくつでも大学を受験できます。試験科目は 数学 / 英語(TOEIC提出の所も) / 専門科目 / (物理) のところが多く、理系科目に絞って勉強することが出来ます。国立大学の中には推薦入試を実施しているところもあり、成績が優秀な場合面接のみの試験となります(倍率が低いところが多い)。進学を目指す人の多くは国公立のみを受験し、9割程度はどこかの大学に合格して入学しています。

 

2.高専がなぜ最強なのか

どういう人にとって高専は最強か?

 簡単に言ってしまえば、
頭が良くて勉強したい工学系の分野は決まっているが、努力したくない。また、親は地元の国公立を卒業して欲しいと考えている
人にとって、高専は最強です。

 なぜ高専は最強か?

●低学年から専門教育がある
やりたいことが明確な場合、早いうちから先生にその手助けをしてもらえるのは大きなメリットがあります。

●好きなことだけできる
文系科目は先生が配慮しており、非常に簡単に単位を取ることが出来ます。また、理系や専門科目が非常に多く、それらが好きな人には非常に良い環境です。受験勉強も必要なく、自分の時間を多くとることができます。

●いい成績を取りやすい
上述の通り、多くの高専生は自分の好きなことを見つけてそれに打ち込んでいます。学力という統一された物差しで判断されない学生たちは、思い思いにのびのびと活動しています。そのため、成績を重要だと考える学生は、比較的簡単に良い点数を取ることが出来ます。これが一番活きてくるのは、大学の推薦試験です。

●進学で非常に有利(特に地方国公立)
1.で述べたように、学力試験では理系に絞って大学をいくつも受けられるため、高校生と比べると過度のストレスがかかりにくく、少ない努力で合格できると考えられます。
特に、地方国公立の多くは定員の半数程度を推薦入試でとっています。3,4 年次の成績が上位 30% 程度であれば受験でき、面接のみで合否を判断されます。多くの地方国公立では、学力試験が必要なく、 倍率が低い (~1.5倍) ため面接でちゃんと受け答えできれば受かります。(入りたい研究室を決めて受ける場合が多いため、受ける学校を間違えない必要がある)
もちろん確実ではないですが、裏口入学と言っても過言ではないレベルだと思います。好きなことをやって、ちょっと勉強すれば大学に受かるというのは非常に魅力的です。

●超親孝行
高専は公立高校より学費が高いですが、そのあと国立大に2年間通うと考えると総合的に学費が安くなります。また、ほとんどの高専生は塾に通わない、かつ私立大学を受験しないため、教育にかかる費用が非常に少なくなって親孝行です。
また、地元の高専、地元の国公立は経済的な負担が少なく、地方では「頭がいい」イメージが定着しているため、親に一生自慢される子どもになれます。地元に根付く人間になるなら、これ以上の進路は考えられません。

地元的な価値観には賛否両論あると思いますが、その中で生きるのであれば 高専→地元国公立 が段違いにコスパの良い進路であることが分かって頂けたでしょうか。

 

3.高専に向かない人

高専の致命的な欠点として、好きなことと理系/専門教育しかしないため一般教養が致命的に不足した技術バカになりがちな点があります。もちろん自分で教養をつけることも出来ますが、高専に来なくても幸せになれる人は大多数の人と同じ経験をしたほうが無難だと思います。

●嫌いな教科も真面目に勉強する人

●文系教科にアレルギーを持っていない人

●理系教科の理解に苦労した人

●勉強したい分野が決まっていない人

●自分で何かを作るのが好きではない人

煽り気味のタイトルですが、総合的に考えると高専に向いている人は非常に限られています。しかし、ものづくりが好きで、進路に悩んでいる人にとっては知る価値のある学校だと思います。一度、近くの高専を調べてみてください。